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MASKMAN Inc.様「SMILE ATM」インタビュー

先日FBでお知らせさせて頂いたMASKMAN Inc.様の事例「SMILE ATM」はご覧いただけましたでしょうか?

「SMILE ATM」
(クライアント:PLAZASTYLE COMPANY様 / 企画・制作:POOL Inc.Do Be Company 様/ MASKMAN Inc.様)

▼『SMILE ATM』公式サイト
http://www.plazastyle.com/smileatm/

全国を巡回している大人気イベントです。
そのMASKMAN Inc.様に今回の事例についてインタビューをさせて頂きました!
かなり事細かに質問にお答えいただいて、我々もご利用いただいた経緯を知りうれしくもあり、またいろいろな気付きを与えて頂いたインタビューとなりました。
ぜひご一読ください。

今回の事例でHVCはどのように使われたのでしょうか?

MASKMAN Inc.様(以下M):PLAZA様50周年記念プロジェクトとして、お客様の笑顔度数を計測し、度数に応じた金額のクーポン(1円〜500円。1/1000の確率で10000円)をその場で印刷・発行する装置「SMILE ATM」を開発いたしました。
据え置き型で、ミラーディスプレイを実装した「スペシャル版」と、持ち運びを前提としたコンパクトな「スタンダード版」の2種類があり、HVC-Cはスタンダード版に内蔵されています。
HVC-Cで「笑顔」を測定、筐体に同梱されたアプリケーションで画像をプレビューしつつ撮影、プリンタからユーザーの笑顔の写真が印刷されたクーポンが発行されます。
装置は合計10台作成され、2015年9月現在、全国のPLAZAをキャラバンしています。

オムロン(以下O):その場で自分の笑顔がプリントされて、その上クーポンをゲットできるイベント。
楽しそうです!
また全国をキャラバンということで、全国の方に楽しんでいただけるイベントというのが作り手もうれしいですね。

クライアント様の反応はいかがでしたか?

M:装置を使用したイベントを開催することでお客様とのコミュニケーションが自然と増え、また笑顔を意識することでスタッフの笑顔が自然に出るようになり、大変喜ばしい反応であるとのことでした。
特に家族連れが多く来店される店舗では装置前に行列ができ、おおいに盛り上がったとのご報告をいただいています。

O:行列ができるほどの人気イベントとなり、クライアント様も集客効果には驚かれたのではないでしょうか。
またこういうイベントを行うことでクライアントスタッフ様の接客レベルが自動的に上がり、お客様とスタッフ様双方が喜んでいただけるのはこちらもとてもうれしく思います。

実際に体験されたユーザ様の反応はいかがでしたか?

M:特にご家族連れや団体のお客さまに非常に好評でした。
お互いの笑顔を比べて点数を競ったり、会話と笑顔が生まれている様子をよくお見かけします。
おひとりだと少し照れる方も多かったですが、テレビでご紹介いただいたこともありわざわざ店舗までお出かけいただいた方も多く見受けられました。

O:テレビでもご紹介いただいたんですね!
それはかなりご注目頂けたのではないでしょうか。
ゲーム性もあるイベントで、「笑顔」をテーマにされているので、楽しそうに体験して頂いている絵が浮かびます。

HVCを使うことになった経緯を教えてください。

M:顔・表情検知センサーとして使用されていた事例を見ていたことがあり、以前からHVC-Cのことは存知あげておりました。
その実績に対する信頼感と、パッケージがコンパクトだったことや、デベロッパー向けのサポートが充実していることも理由としてあげられると思います。

O:ありがとうございます!
HVC-Cの技術に関しては顔検出や顔器官検出、顔認証に代表されるOKAO Visionの機能はどれも世界トップクラスで、いろんなところで様々な用途でお使いいただいております。
自信を持ってお勧めできる技術がギュッと詰め込まれています。
SDKも公開しておりますので、ハードをご購入いただければすぐにお試しいただくことが可能です。
1から開発するには難しい画像認識技術も、SDKにより手軽にご利用いただけます。
ソースや仕様書が用意されておりゼロベースの開発でない為、開発期間短縮のメリットもございます。

HVCやOKAO Visionのファーストインプレッションを教えて下さい。

M:今回、企画の初期段階で先ずモックアップをHVC-Cと連携させ作成致しました。
非常にスムースに作成することができ、クライアントさま含めたチーム全体での企画の共有のスピード感を高められたと感じています。

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MASKMAN Inc. デベロッパー常富様

O:制作過程ではスムースな連携が不可欠ですよね・・・!
HVC-C1Bがお役にたてたようで何よりです!

今回の事例で使って頂いたシステム構成についてお聞かせください。

M:HVC-Cで「笑顔」要素を検出、アプリで数値を取得→解析→結果表示→プリンタでクーポン発行する構成です。
ユーザーにハードルを設ける施策ではないため、取得できるネガティブ要素(ex:sadなどの数値)は使用しておりません。
返り値をアプリ内でランキング化し、クーポン金額に対応させております。

O:その場で自分の笑顔が評価されるという診断系コンテンツはオンラインでもオフラインでも人気ですね。
さらにお得に買い物ができるクーポン券になるとは、面白い発想で勉強になります!
ぜひ試してみたいです。

今回の事例でHVCを使って頂き、開発作業は難しかったですか?

M:HVC-Cとアプリとの連携が簡便だったため、実装部分は非常に円滑に行えました。
そのため、クライアントにも実機を使ったモックアップで初期段階から共有できたこともあり、非常に助かりました。
また連携部分がスムースに進められ、装置全体の開発に時間をさけるといったメリットもありました。

O:HVC-C1Bはデベロッパーのみなさまにたくさん利用いただいており、プロトタイプキャンペーンというプロトタイプアプリを製作いただくキャンペーンで予想外の数が集まった経緯のあるデバイスです。
今回もスムースにご利用頂けて何よりです!

HVCやOKAO Visionをどう評価されましたか?また今後もご活用していただけそうでしょうか?

M:大いにありえると思います。
これだけ精度の高い検知が手軽にできるのは非常に魅力です。
今回はBluetooth LE モデル(HVC-C1B)を使用させていただきましたが、家族目線(HVC-C2W)を使った事例も是非提案してみたく考えています。

O:ぜひご利用ください!
今回新しく出たHVC-C2WはC1Bではできなかった下記点が魅力の商品となっております。
①通信方式をBluetooth LEからWiFiに
②顔認証・ペット検出機能を追加
③画像出力が可能
④照度センサ内蔵でIR-LEDの自動ON/OFF、暗所での撮像も可能
⑤マイク・スピーカー内蔵で音声検出やメッセージ再生が可能

HVCやOKAO Visionに対して、ここは使いにくかった、こうだったらもっと使えるのに・・・という改善点がありましたら教えてください。

M:今回カメラを搭載していないBluetooth LEモデル(HVC-C1B)を表情検知に使用したこともあり、センサーと表情を撮影するカメラとの目線のズレがどうしても起こることがネックでした。
家族目線(HVC-C2W)ではそれが解決された形でしょうか?
是非試してみたく希望しています。

O:ご指摘ありがとうございます。HVC-C2Wは、センシングに使用した画像をスマホ側に転送することができますので、目線のズレの問題は解決されているかと存じます。

センシング技術が身近になったことでこれからの御社のお仕事は今後どのように変わって行くと思いますか?

M:Web制作を主業務としておりますが、近年設置型のデジタルサイネージやイベント向けのインタラクティブ装置などの業務も多く問い合わせいただいております。
リアルな空間でのインタラクティブ体験を提供するにあたり、HVC-Cのようなセンサーが気軽に安価で入手できることは非常に喜ばしい状況です。

O:一般の方のネット利用時間はますます増えておりますが、やはりこういうイベントなどでのリアルな体験を望まれている方が多いということですね。
今後もぜひ多角的にご利用いただけましたら、とてもうれしいです。

他の企業様やデベロッパーの方に向けてメッセージをお願いします。

M:ユーザーが入力デバイスを必要としないインタラクティブ体験は今後様々な分野で活用されていくと思われます。
エンターテイメント寄りのものから、装置の機能を補助するものまであらゆる可能性が秘められているかと思います。
この分野の発展を心から希望しており、また挑戦していきたいと考えています。
もしご一緒できる機会あれば皆様ぜひよろしくお願いいたします。

O:MASKMAN Inc.様の今後のご活躍をお祈りしております。
ロングインタビューにお答えいただきありがとうございました!

残念ながらこのイベントは10/26で最終日となっております。お近くの方はぜひご体験ください。

今後も引き続きHVCをご利用いただいた方へのインタビュー記事を掲載予定です。
ビジネスのアイデア・ヒントに。
また他のカメラにはない「センシング」の優しさ・おもしろさを知っていただけましたら幸いです。

※外部リンク先はオムロン㈱のサイトではありません。