• なんばグランド花月で「笑い」の医学的検証!近大×吉本×オムロン×NTT西日本共同実験参加レポート!

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なんばグランド花月で「笑い」の医学的検証!近大×吉本×オムロン×NTT西日本共同実験参加レポート!

近畿大学吉本興業株式会社オムロン株式会社西日本電信電話株式会社(NTT西日本)「笑い」の医学的検証についての共同研究。多くのメディアにも取り上げられ、注目を集めていますが、実は被験者としてオムロンからも数名実証実験に参加させて頂いています!

「笑い」をいたって真面目に検証する本研究。はたして、一体どんな実験を行っているのか??気になる実験初日の様子をレポートいたします!

やってきました『なんばグランド花月』

実験初日、なんばグランド花月の前に集合したオムロンメンバー!昼間はいつも大賑わいのグランド花月も、早朝はまだひっそりとしていました。表のサイネージには既に本日の出演芸人さんが紹介されていて、いつもテレビで見ている方たちの名前がずらり♪ワクワクが収まりません!

待つこと数分、全員集合したところで実験の事前準備のために会議室へGO!

この日は実験初日とのことで、研究の中心となる、近畿大学の阪本助教(写真左)・小山教授(写真右)より参加者に向けてのご挨拶と、研究の大まかな流れをご説明いただきました。

研究内容について

本研究は、2017~2020年の4年間で4段階に分けて行います。各段階ごとに実験の解析や次段階の実験を計画・実施し、2021年の実用化を目指します。
今回の実証実験は第一段階目(2017年冬)となります。約20人の男女の健常者を対象とし、2週間に1回の間隔で定期的に吉本興業の「吉本新喜劇」や「漫才」を鑑賞します。

鑑賞の前後には心理テストを行い、お笑い鑑賞中には、表情の変化やバイタルデータの取得を行います。

心理テスト ー実験前・後の心理状態を比較ー

説明の後、お笑い鑑賞前の心理テストが実施されました。

実験対象者は20代学生~60代社会人まで幅広い年齢の男女が集められ、午前と午後に分かれて実験に参加します。笑う時間や年齢における効果の差も比較できるようになっています。

受ける心理テストはかなりの量でしたが、様々なテストを行うことで、多角的な情報を集め、どんな心理的効果が得られたのかが分析されます。笑いのデータ収集だけでなく、心理分析も研究する上で重要な要素の一つとなるようです。

心理テスト完了後は、劇場内へと移動します!

いよいよ劇場内へ! ーHVC-P2で「笑い」をセンシングー

会場では実験の準備は万端!検証に使用するのは、2階席の最前列中央。舞台の全体を見渡せるいい席です。さて、オムロンの『HVC-P2』はというと…?

すでに座席の前に取り付けられておりました!
今回実験に使用したのは、『ヒューマンビジョンコンポ (HVC-P2) B5T-007001-010 長距離検出タイプ』です。『HVC-P2』には、長距離と広角の2タイプのカメラで展開されており、長距離タイプは主に「検出対象が比較的遠距離の場合」に適しています。その分画角は狭くなります。
今回の実験では、センサから座席までの距離はそれほど遠くないのですが、一人毎に表情データを取得するには、画角が狭めの長距離タイプを座席ごとに設置するほうが都合がよかったようです。
場面に合わせてカメラを選べるのも『HVC-P2』のいいところです^^♪

手すりを利用して『HVC-P2』とNTT西日本さんの『マイクロ波センサー』が設置され、足元のPCで制御されています。製品がずらりと並ぶ姿を前にテンションが上がるオムロン一同…実際に設置されているのを見るのは、やはり感慨深いですね。

拡大するとこんな感じです↓↓

人理解画像センサ『HVC-P2』ー顔の画像情報から表情を推定するー

『HVC-P2』は、オムロン独自の画像センシング技術『OKAO® Vision』を搭載し、付属のカメラから取得した人の画像情報から、10種類の人の状態を認識することができます。

今回の実験では、この中から主に『顔検出+表情推定』の機能を使用しています。
表情推定機能は、真顔、喜び、驚き、怒り、悲しみの5分類の表情の変化を推定します。

付属のカメラで人の顔画像データを1秒間に3回の頻度で読み取り、目の開き具合、口角の角度、目と鼻、口の位置、頬骨の高さなどから表情度合いを0~100の実数値で計測することが可能です。
検出したデータはPCに送信され、蓄積されます。

ちなみにこの5つの表情の中でも、『喜び/笑顔』の推定は精度が高いとご好評いただいております^^

機能の更なる詳細はこちら↓
■画像センシング技術『OKAO® Vision』 →詳細はこちら
■人理解画像センサ『HVC-P2』 →詳細はこちら

また、HVC-P2の下には、NTT西日本さん提供の『マイクロ波センサー』も設置。マイクロ波で座席に座る人の心拍数や脈拍、呼吸の変化などをセンシングします。

上演中は撮影禁止のため、写真でお伝えすることはできませんが、最初から最後まで爆笑の連続で、2時間半ずっと笑いっぱなしでした!なんとなく腹筋も鍛えられた気が…エクササイズ効果も検証してもらったらいいのでは…?(笑)

実験終了!

お笑い鑑賞後、再び会議室に戻って心理テストを開始。2度目はテストの量も少なく、サッと答えて実験終了となりました。
今回の実証実験は、2週間に1回の間隔で合計3回行われます。近畿大学で検証結果が分析され、来年1月予定の第二段階目の実験へと進んでいきます。

「笑い」のストレスマネジメントの実用化については、現在は以下のようなアイデアを検討・協議されているそうです。

  1. 近畿大学附属病院での「笑い」のストレスマネジメントプログラム導入
  2. 「笑い」を活用した企業でのストレスマネジメント研修
  3. ICTを活用した遠隔での、お笑いによるストレスマネジメントの提供

「あなたの処方箋は『新喜劇を見ること』みたいな、おもろいことになるんかな。」笑って楽しんで病気が治る、健康になる。そんな時代が来るのももうすぐかもしれません。はたしてどんな結果が生まれるのか、2021年の実用化がたのしみですね!

ニュースリリース(2017.2.15)

■近畿大学・吉本興業・オムロン・NTT西日本共同
近大、吉本興業、オムロン、NTT西日本が共同で研究 「笑い」の医学的検証研究がスタート
「笑い」のストレスマネジメント開発をめざす。
→ 詳細はこちら

■よしもとニュースセンター
笑う門には福来る! “笑い”の医学的検証についての共同発表会見をよしもと漫才劇場で開催!
→ 詳細はこちら

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