• クラスメソッド様 PARCO 様でのHVC事例インタビュー

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クラスメソッド様 PARCO 様でのHVC事例インタビュー

事例インタビュー第2弾!
クラスメソッド様 HVC事例インタビュー-
クラスメソッド様には昨年末開催されました「コップのフチ子」で有名な奇譚クラブの展示会でHVCをご利用いただきました。

「奇譚クラブ10周年展」
(クライアント:PARCO CO.,LTD.様 / 企画・制作:クラスメソッド株式会社様)

▼『奇譚クラブ10周年展』 詳細はこちら
http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=869

今回の事例についてインタビューをさせて頂きました。
ぜひご一読ください。

今回の事例でHVCはどのように使われたのでしょうか?

クラスメソッド様(以下C):パルコ様のビル施設では、各テナントの来場者の属性や混み具合をリアルタイムに把握したいという課題がありました。
さらに、人力による計測では、会場に張り付いている必要があり、費用もかさみます。
そこで渋谷パルコ内のパルコミュージアムで開催された「奇譚クラブ10周年展」の期間中、HVC-C2Wを設置して来場者の客層分析を行うシステムを構築しました。
2台のHVC-C2Wを使って異なる角度から来場者の性別・年齢推定や人体検出を行ってセキュアにクラウドに送信し、常に最新の客層分布を俯瞰出来るようにしました。
センサーは小型のため、店舗の雰囲気にも違和感なく溶け込ますことが出来たうえ、軽量のため、設置作業もはかどりました。

オムロン(以下O):来場者の客層分析は我々にもよく問合せを頂きます
画像センサならではの特徴をうまく利用して頂いたシステムですね。

クライアント様の反応はいかがでしたか?

C:客層の分析・可視化をシステムで自動化し、スピーディーに導入出来たことに関して高い評価を頂き、
1月のショッピングセンターデベロッパー向け展示会のパルコ様ブースで急遽デモを行いました。
IoTの展示デモはともすると気温・湿度のモニタリングのように無機質なものになりがちですが、センサーに顔を向けるだけで性別や年齢のように訪問者にとって身近な情報がリアルタイムで得られるため、デモの反応は非常に良かったです。

O:クライアント様の展示会での紹介コンテンツのひとつとして認められたということですね。素晴らしいです!
来訪者の興味を引くコンテンツだったようで、クライアントも喜ばれたことと思います。

HVCを使うことになった経緯を教えてください。

C:弊社はクラウドとモバイルの実績が多数あり、最近はセンサーデバイスを活用したIoTソリューション展開を進めております。
オムロン様の顔画像センシング技術が外食や小売業向けの客層分析センサーとして使えるのではないかと思い、検証させていただきました。

O:ありがとうございます!
御社の得意分野と、弊社のHVCがうまく融合し、客層分析というビジネスに繋がったのだと実感しております。
我々もどういうソリューション展開を行うべきか勉強させて頂きました。

HVCやOKAO Visionのファーストインプレッションを教えて下さい。

C:HVC-C2Wと連動するオムロン公式のスマートフォンアプリが存在したため、SDKを活用するとどういったことができるのかイメージがわきました。
カメラは小型にも関わらず無線LANに対応し、検出も機敏で、こちらの求める機能が揃っていました。

O:一般の方向けに見守りアプリをいくつか公開しております。
御社のようにまず企画段階からピンときて頂く為のツールでもあり、試してみたい!思って頂いた時にすぐに触っていただけるようにSDKもオープンにしております。

今回の事例で使って頂いたシステム構成についてお聞かせください。

C:iPod TouchがHVC-C2Wと通信して性別・年齢推定と人体検出を行い、検出結果をアマゾンのクラウドサービス(AWS)に送信して保存します。
クラウドに保存されたデータは、可視化ツール(Tableauなど)から常に最新データを閲覧できるようになっております。
専用のモバイル回線(ソラコムSIM)を弊社で用意し、既存のインフラに依存することなく、サービス全体を一気通貫で提供しました。

O:このシステムであれば店舗にいる現場の方もリアルタイムにセンシング情報が見れますし、オフィスの方はビックデータとして各店舗の集客分析として活用できますね。

今回の事例でHVCを使って頂き、開発作業は難しかったですか?

C:実行可能なサンプルアプリケーションがGitHubで公開されていたため、非常にスムーズに開発が進みました。
画像センシングやネットワーク通信のようなコア機能はサンプルアプリケーションをベースにし、
クラウドとの連携やビジネスロジックを中心に実装するだけで短期間でアプリケーション開発出来ました。

O:SDKやサンプルアプリなどを公開させて頂いているので、御社のように開発期間を短縮してシステム開発が可能なことが、オープンソースの良さだと自負しています。
まだ利用に関して悩まれている方には、どんどん使ってみて頂きたいと思っています。

HVCやOKAO Visionをどう評価されましたか?また今後もご活用していただけそうでしょうか?

C:SDKで制御可能なネットワークに対応した画像センサーというのは非常に貴重だと思います。
画像センサーといっても生画像のような大きなデータの送受信は不要で、センシングした小さなテキストデータだけが送受信されるため、通信量が少なく済みました。
IoTにつきもののハードウェア障害に悩まされることなく、展示会を無事終えることが出来ました。
画像認識技術を使うソリューションでは今後も活用したいと思います。

O:弊社の商品や技術を気に入って頂けて何よりです!
今後もぜひ様々な業界でご活用いただけましたら、とてもうれしいです。

HVCやOKAO Visionに対して、ここは使いにくかった、こうだったらもっと使えるのに・・・という改善点がありましたら教えてください。

C:HVC-C2WのSDKはiOS/Android向けしか提供されておらず、モバイルデバイスを強く意識した製品作りに感じられました。
LinuxやWindowsのようなプラットフォームでも利用可能なSDKが公開されると、開発者やコミュニティの裾野が広がり、ユースケースも広がるのではないかと思いました。

O:おっしゃる通りです。
これまで開発者様向けの既存資産であるiOS/androidしか提供出来ませんでしたが、今後企業様向けにWindows/linuxの開発環境をリリース予定です。

センシング技術が身近になったことでこれからの御社のお仕事は今後どのように変わって行くと思いますか?

C:最近のIoT潮流のなかでセンサーの費用や導入のハードルが下がり、ハードウェアや組み込みの技術を持ち合わせていない一般エンジニアでも気軽に様々なセンサーを試せるようになりました。
センサーを媒介にして、これまでは接点がなかったような業種の事業会社にも価値を届けられるようになるのではないかと思います。

O:センサーが本当に身近なものになってきましたね。
我々もまだ気づけていない新しい価値の可能性を感じています。
この度はインタビューにお答えいただきありがとうございました!

 

 

今後も引き続きHVCをご利用いただいた方へのインタビュー記事を掲載予定です。
ちょうど同じ事で悩んでいた!
我々もそういう事をやってみたかった!
ビジネスのアイデア・ヒントになった!
というご意見をよく頂きます。
今後もぜひご注目ください。
他のカメラにはない「センシング」の優しさ・おもしろさを知っていただけましたら幸いです。

※外部リンク先はオムロン㈱のサイトではありません。